中学受験直前!近づく本番に保護者ができることとは?
更新日:2024/06/28中学入試直前。お子さまはもちろんですが、保護者の皆さまにも不安と焦りが襲ってくるのではないでしょうか。栄光ゼミナールでも塾生の保護者の方から「受験直前は何をやったらよいでしょうか?」という質問をよくいただきます。
今回は、入試本番でお子さまが実力を発揮できるよう、直前期に保護者の方に気を付けていただきたいポイントをご紹介します。
目次
体調管理には最大限の注意をはらいましょう
入試シーズンは風邪やインフルエンザの流行する時期です。入試本番で本来の力を発揮できるかどうかは、そのときの体調にも左右されます。そのため、年明け以降の体調管理は特に大切です。受験直前期はどのご家庭も気を付けていらっしゃるとおもいますが、外出する際のマスク着用や不要不急の外出を避けることはもちろん、睡眠時間の確保やバランスの良い食事も心がけたいですね。
また、感染症は家庭内で感染することも多いため、改めて手洗い・うがいの仕方やインフルエンザの予防接種などについてもご家族で確認し合ってください。
気力が充実しているこの時期、ラストスパートのがんばりで学力が伸びます。お子さまの体調面に配慮しながら、思いきり勉強できる環境作りに心を配ってあげてください。
メンタル面にも気を掛けてあげてください
年が明け、入試までのカウントダウンが始まるとぐっと緊張感が高まってきます。保護者の方も漠然とした不安が表れる方が多いようですが、お子さまの緊張は保護者の方の比ではありません。ほとんどのお子さまにとって中学受験は人生で初めて経験する受験。緊張から様々な影響が出てくることがあります。直前の模試で普段は間違えない問題を間違える、いつもより喜怒哀楽が激しいなど、普段と違う様子が感じられるようであれば、休憩を促すことも大切です。
中学入試は長丁場。特に、受験生のお子さまはずっと緊張感にさらされ、精神的負担が非常に大きくなります。そのため適度なストレス解消が必要です。外の空気を吸いに出かけたり、おやつの時間をとるなど、気分転換を促してメンタルケアに努めてください。
また、保護者の方が「絶対合格しよう!」など、お子さまに過度なプレッシャーを与えるような声掛けはやめましょう。小学生のお子さまは精神の安定が当日の成績に直結します。お子さまの性格に合わせたことばを選んで声をかけてあげましょう。
勉強面は復習をメインに。無理に新しいことに挑戦しない
直前期は、中途半端に新しいことを始めるよりも、今までの頑張りを完成させることに専念したほうが得点に結びつきます。具体的には、今まで解いてきた教科書や問題集を解き直すことが好ましいです。すべて振り返るには時間がかかりますので、一度間違えた問題だけをピックアップして解き、確実に解けるようになっていることが確認できると勉強の成果が感じられ、精神的にも安定します。
どれだけ勉強してきても、「足りないことがあるのでは?」と不安になると思いますが、直前期に新しい問題集に手を出してしまうとすべて解き終えるのも難しく、解けない問題が出てきた際の不安が増してしまいますのでおすすめできません。
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直前期に保護者の方が行っておくべきこと
出願書類の確認
第一志望や併願校の選定と並行して、出願準備を行いましょう。
各中学校、出願方法や条件が違います。受験校の出願書類はすべて読み、提出までの作業の流れを確認しておきましょう。その際、後述する「受験スケジュール表」を作っておくと便利です。
受験校の出願に必要な書類は 11 月までにはホームページからのダウンロードや入試説明会で手に入ります。入試直前になって慌てないように、出願書類は早めに手に入れておきましょう。そのうえで、「受験スケジュール表」に提出までにどんな作業が必要になるか、メモしておくと安心です。
受験スケジュール表を作ろう!
中学入試は各学校で出願のスケジュールや入試日程が違います。併願校の組み方などにも影響してくるため、「受験スケジュール表」を作成して各作業の日程を落とし込んでいくことで、保護者の方の作業の見える化ができ、手続き漏れを防ぐことができます。
「受験スケジュール表」に記入したい内容は以下のような予定です。
- 小学校に報告書(調査書)の作成を依頼した日/受け取り予定日
- 願書に貼る写真の撮影予定日/受け取り予定日
- 願書の提出期間(提出方法)
- 受験料の払込期間
- 入試日時(集合時刻を明記)
- 入試当日の送り迎え
- 合格発表日時/発表の方法
- 入学手続き期間
- 入学予定者の登校日
「受験スケジュール表」を作ってみるとわかりますが、入試シーズンはかなりスケジュールがタイトになり、おひとりでは対応できない場面が出てくることもあるでしょう。そのためご家族で役割分担は必須です。また、小さいお子さんがいらっしゃる場合は預かってくれる親族や友人の手助けが必要かもしれません。「受験スケジュール表」に役割分担を記入しておくと、共有しやすくなります。
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入試は最後まであきらめない!
受験は試験終了のチャイムが鳴るまであきらめない心が大切です。
そのためにも保護者の方にできることは、お子さまの体調や精神状況の安定に気を配ってあげましょう。1つの入試が終わるたびに「あの問題が解けなかった ……」「もっとできたのに……」とマイナスの気持ちになってしまうと、次の入試まで引きずってしまいます。特に中学受験は午前午後と1日に2回受験することも多いので、気を付けたいポイントです。それを避けるためにも、序盤、確実に合格校を作り、自信を持って第一志望に向かえるような併願スケジュールを組むなどの作戦を立てることも重要になります。
また、序盤で思うような結果が出なくても、後半で徐々にエンジンがかかって調子が上がってくるお子さまもいます。最後の最後まであきらめずに合格を目指しましょう。
栄光ゼミナールではお子さまの性格に合わせた直前期の対策を行います
同じ授業を受けていても、生徒の数だけ理解の具合は異なるものです。得意を伸ばし、苦手を作らない指導を行うために、栄光ゼミナールは少人数での指導にこだわっています。また、講師がお子さまの性格や長所を把握することができるので、直前期の学習内容や声がけ、1日のスケジュールなど最適なご提案とアドバイスが可能です。
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栄光の中学受験対策では最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、勉強の進め方、志望校対策まで、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生の隣でわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。お子さまに合った指導形態で合格に向かって学習を進めることができます。
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