【中学受験】出願の仕方と願書の書き方
更新日:2024/06/28目次
願書の入手方法
願書は、学校の窓口での直接購入や郵送で購入することが多いですが、学校説明会などのイベントで無料配布している場合もあります。またインターネット出願の場合は願書が必要無いことも。学校ごとに異なりますので、HPなどで確認をしましょう。
願書は、受験をするための申込書です。申し込みをしなければ入試のスタートに立てませんので、受験校を確定させてから手配をするのではなく、できるだけ早く入手しておくと安心です。
特に併願校は直前の成績などによって、変更が生じる場合があり、受験日が重なる学校で直前まで迷うことも少なくありません。受験をするか悩んでいる学校の願書は全部入手しておくようにしましょう。
また、複数回入試も併願校の1つとして考えて、他の回次の願書も揃えておきましょう。
出願のスケジュールは様々、ネット出願もうまく利用する
出願までのスケジュールも学校によって様々です。提出の方法も学校によって違い、郵送の場合もあれば学校の窓口に提出、インターネット出願のみなどもあります。受験を考えている学校は、願書の入手方法から出願のスケジュールなどをカレンダーにまとめておくといいでしょう。
近年ではインターネット出願を取り入れている学校も多いので、出願にかかる手間が減りました。インターネット出願もうまく利用し、漏れの無いように準備をしましょう。
願書の書き方
願書の書式も学校によってかなり違いがあります。そのため、今回は願書を書く際のポイントをご紹介します。
内容を考え、下書きをする
願書は学校側にお子さまのこと、ご家庭のことを伝える書類です。志望動機などは十分に検討し記入することが必要です。また、記入欄の大きさ、文字数や文字の大きさ、誤字脱字などを確認するためにも、下書きは必須です。
志望理由の書き方
各学校の教育方針を理解した上で、校風や魅力に思ったところなど具体的に書いていきましょう。「校風を気に入ったため」「本人が気に入ったから」など、漠然とした文章では伝りません。
また、願書は「入学を願い出るための書類」です。入学したいという熱意を表し、なるべく丁寧な「です・ます」調の文章で記入する方がいいでしょう。
栄光ゼミナールでは、定期的に保護者の方と面談を行なっています。お子さまの性格を把握している教師が、お子さまのアピールポイントをとらえた願書の書き方をアドバイスをいたします。
強調したい点があれば備考欄の活用を
欠席が多いことはマイナス点ではありますが、欠席の理由がはっきりしていて、入学後に元気に登校できるのであれば問題ありません。備考欄を利用して、欠席理由を明記しましょう。
また、入試でボーダーラインに並んだ時は、在校生の兄弟や卒業生の家族の合格を優先するとはっきり述べている学校もあるため、ご家族に卒業生や在校生がいる場合は備考欄に記入すると良いでしょう。
控え用にコピーをとる
願書を書き終えたら、提出前にコピーをとっておきましょう。面接がある学校の場合は、願書を元に質問をされることが多いため、面接対策にも有効です。
報告書・調査書は早めに小学校に依頼
報告書・調査書が必要な場合は、小学校の先生に作成を依頼します。中学受験の意思が固まっている場合は、報告書の依頼をする前に受験することを担任の先生に伝えておきましょう。書類の制作には手間がかかるため、事前に先生にお願いしておくことが大切です。
また、報告書の依頼は全校分まとめてお願いし、受取日を相談しましょう。その際は、出願スケジュールを確認し、十分な時間を取ることが必要です。ばらばらとお願いしたり、後からもう一校などと追加することは先生に大変なご迷惑をおかけすることになりますので、早め早めの行動を心がけましょう。
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願書の写真の撮り方について
願書及び受験票に添付する写真は、サイズやスピード写真の可・不可、白黒・カラーなど学校によって異なります。サイズ変更やインターネット出願にも対応できるようにデータ納品もしてもらえる写真屋さんで撮ると手間がかかりません。撮影時の服装や髪型に悩まれている場合は、受験当日を想定した格好をするとよいでしょう。さっぱりとして清潔感のある雰囲気を心がけてください。
また、写真屋さんは年があけると混雑し始めます。12月中旬までに撮影しておくと良いでしょう。
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各学校のスケジュールを把握し、早め早めの行動を!
年末年始は併願校の確定、入試対策の追い込みなど忙しくなります。しかし、出願に失敗は許されません。栄光ゼミナールではご家庭と密に連絡を取り、出願書類やスケジュールなどをアドバイスいたします。また、併願校選びや受験日程の調整などもお任せください。
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栄光の中学受験対策では最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、勉強の進め方、志望校対策まで、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生の隣でわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。お子さまに合った指導形態で合格に向かって学習を進めることができます。
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