中学入試当日はどんな服装で行けばいいの?面接でのポイントも紹介!
更新日:2024/06/28中学入試のシーズンは例年冷え込みが厳しい時期。万全のコンディションでリラックスして入試に挑むために、どのような服装で試験会場に向かえばいいのか頭を悩ませている方もいらっしゃるかもしれません。今までの努力を無駄にしないために、わずかな不安も取り除いておきたいものです。
中学入試当日の服装選びについて、注意点をまとめました。
目次
中学受験の服装選び。おさえておきたいポイント
中学入試本番で本来の実力を発揮するために、リラックスした状態で試験にのぞんでほしいですよね。そこで悩んでしまうお子さまの服装選び。どのようなポイントをおさえればいいのか考えてみましょう。
体温調整のしやすい「重ね着」がおすすめ!
中学入試が実施される1~2月は、1年のうちで最も寒い時期。寒さ対策にばかり気をとられがちですが、試験を受ける教室の中は暖房が効いていることが多く、むしろ暑いと感じることがあるようです。
しっかり着込んで行ったため試験中は暑くて集中できなかったということがないように、すぐに着脱できる重ね着コーディネートがおすすめです。そのため着脱しやすい前開きのカーディガンやベストなどが重宝します。また、試験会場の温度に合わせてお子さま自身で体温調節できるよう、直前の模試などで、着脱の練習しておくと万全です。
普段どおりの服装でも事前に「確認」を
普段着慣れている服装で中学入試に臨む場合でも、最低限の身だしなみには気をつけましょう。服装が合否に影響することはありませんが、破れやほつれのある服や寝癖のついたボサボサの髪は、決して良い印象を与えません。
事前にコーディネートを決め、実際に着てみて気になる部分が無いかチェックしておきましょう。また当日は身だしなみにも注意を払いましょう。
奇抜な色柄を避けスタンダードなものを
中学入試本番では、いつも以上に周りが気になってしまうものです。他の受験生と比べて自分だけ浮いていると感じたり、奇抜な色柄で周囲の視線を集めるようなの服装だと、集中を妨げる要因になりかねません。スタンダードな色合いのものを着るようにしましょう。
また、かちっとしすぎるフォーマルな服装も同様に、着慣れない服への戸惑いから緊張が増してしまうので避けるのが無難です。学科試験のみであれば、ベストやカーディガンにズボンなど普段から着慣れたもので問題ありません。
面接がある場合の服装選び
学科試験のあとに面接がある場合、服装選びはより難しくなります。
服装が合否に大きく影響することはありませんが、印象を良くするに越したことはありません。制服のある小学校に通っているのであれば制服を、私服の場合は普段よりちょっとよそゆきをイメージした「セミフォーマル」が基本です。学校のカラーや個性に合ったスタイルを選びましょう。
また、学科試験にも集中できるよう、堅苦しくなリすぎない服装を選ぶことが大切です。
男子はすっきりした印象のシンプルスタイル
男子は、白いシャツにネイビーやグレーのジャケット、ひざ丈のパンツが王道の人気スタイルです。
無地のベストやカーディガンもそろえておくと温度調節に便利です。ネクタイなどの装飾はせず、すっきりとした印象を与えることを心がけましょう。靴はローファーが人気ですが、靴ずれを防ぐためにも何度か履いて慣らしておくとよいでしょう。
女子は落ち着いた印象のベーシックスタイル
女子は、白いブラウスにネイビーやグレーのジャンパースカート、ノーカラーのボレロやジャケットを合わせたスタイルが人気です。スカートはフリル付きのものを避け、丈は膝が隠れる程度を目安に。型崩れしにくい素材を選び、シンプルで清潔感のある洗練された印象を演出しましょう。靴はワンストラップシューズを選ばれる方が多いです。
本番用の服は事前の外出で慣れておく
ジャケットやブレザーなどは普段着ることが少ないので、事前に着て外出するなどして、着慣れておくと良いでしょう。入試本番当日に初めて袖を通すようだと、その違和感から緊張してしまうお子さまもいます。本番のリハーサルとして模試をその服装で受験しておくと、当日安心して試験に臨むことができます。
親の服装選び
親の服装は、面接の有無によってスタイルが異なります。試験が筆記のみ、付き添いだけということであればオフィスカジュアル、面接有りの場合はスーツスタイルが一般的です。どちらも派手な色柄を避け、落ち着きと清潔感のある服装をコーディネートしましょう。また身だしなみに見落としがないよう、出かける前に上から下まで確認することをおすすめします。
付き添いのみ場合は、オフィスカジュアル
面接がなく、お子さまの試験に付き添う場合、保護者は控え室で待機するだけなので、服装にあまり神経質になる必要はありません。スーツを着る必要はありませんが、シワやヨレヨレの服、奇抜な色柄やデニムなどの過度にカジュアルな素材は避けたほうがいいでしょう。ネイビーやグレーなどベーシックカラーを基本に、シャツ+ジャケット+パンツ(スカート)など、清潔感のあるオフィスカジュアルを意識すると良いでしょう。
面接がある場合は、男女ともにスーツスタイル
面接がある場合は、男女ともにスーツスタイルがおすすめです。
父親はダーク系のスーツが基本
父親の服装はスーツが基本です。理知的で頼もしい印象を与える意味でも、落ち着いた色のスーツとネクタイを選びましょう。
そこで注意したいのが靴下です。靴を脱いでスリッパを履く際に、派手な色柄の靴下を履いていると目立つので、黒や紺を選ぶようにしてください。また社会的なエチケットとしてハンカチを持参すること、ヘアスタイルや髪色にも注意を払いましょう。
母親は上品な印象を与えるものを
母親の服装は、スーツまたはワンピースとジャケットの組み合わせが定番です。スーツの場合でもビジネス仕様の堅苦しいものではなく、柔和な印象を与えるものがベストです。
洋服はもちろん、時計やバッグなどがあからさまに高級ブランドとわかるものはあまりいい印象を与えません。同様に、明るすぎる髪色や派手なメイク、大ぶりなアクセサリーも控えましょう。
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あったら便利!入試当日に持参したいアイテム
入試当日の持ちものとして、風邪やインフルエンザ対策になるマスク(無地のもの)、エチケットとしてハンカチやティッシュ(ケースに入れたもの)は必ず持参をしましょう。また使い捨てカイロは寒さ対策としてだけでなく、腹痛にも効果的です。
長い髪の女子は、ヘアゴムやバレッタ(紺か黒)があると重宝するので準備を。当日、悪天候が予想される場合は、レインコートなどの雨具や替えの靴下を事前に準備しておくと安心です。また、上履きやスリッパを持参するよう明記している学校もあります。忘れ物がないよう親子で納得のいく準備をして本番を迎えましょう。
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