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11・12月理科実験教室「カラフルスノードームをつくろう!」
今回の実験のテーマは「水のつぶ」。アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムの化学反応を利用して、水中にカラフルな色のつぶが浮かぶ「スノードーム」を作ります。実験を通してさらさらだった水が固まってつぶになる仕組みを体験し、身の回りの食べ物にも同じ理由でできているものがないか、みんなで考えます。目の前で起こる不思議な現象に驚き、「なぜこうなるの?」と考えることで、科学への興味関心を深め思考力を育てます。
日程 | 11/23(土)・11/24(日)・11/30(土)・12/1(日) |
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時間 | ①10:00~11:30 ②13:00~14:30 ③15:30~17:00 ※教室により異なります |
対象 | 小1~小3のお子さま、 保護者の皆さま |
持ち物 | 筆記用具(鉛筆・消しゴム)、ハンドタオル |
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目次
実験内容
カラフルスノードームを作ろう
水に「塩化カルシウム」のつぶをいれてとかしたびんの中に、赤、緑、白の色水をスポイトで吸い取り1滴ずつ落としていきます。すると不思議!色水が小さなつぶになってびんの底にしずみます。最後にPVAのりやラメを入れて、びんをさかさまにしてつぶやラメの動きを観察してみましょう。どんな動きをするでしょうか。
どうしてつぶができたの?
色水には「アルギン酸ナトリウム」が溶けています。そこに、水に溶かした「塩化カルシウム」が混ざると、ゲル状に固まり「アルギン酸カルシウム」になります。これが、スノードームのつぶの正体です。この「アルギン酸ナトリウム」の成分は、実はある生物から作られます。一体それは何でしょうか。(答えは実験教室で!)
身のまわりにある固めてつくる食べもの
私たちの身のまわりの食べものにも、スノードームのつぶと似た理由で固まってできる食べものがあります。スノードームのつぶの仕組みをヒントに考えてみましょう。また、食べものや料理には不思議な現象を利用したものがたくさんあります。「どうやってできているの?」「なぜこうなるの?」と思ったことをお家の人と一緒に考え、調べてみましょう。
理科実験担当者の声
クッキーやパン、お肉などを焼くとおいしそうな焼き色や香りができます。これらはメイラード反応といって糖やアミノ酸が化学反応することによって起きる現象です。このような化学反応を使用した食べ物の例は他にもカラメル(砂糖の加熱)、発酵食品(微生物のはたらき)、マヨネーズ(乳化)などたくさんあります。
実は中学入試では身近な食材に関するいろいろな問題が出題されています。対策として、料理のお手伝いをしながら疑問に思ったことなどを調べてみる勉強が効果的です。台所で料理することは理科室で実験をすることと似ているかもしれませんね。
「物質の化学変化」に関する問題は中学入試にも出題されています。
今回の理科実験教室では、中学入試で出題される「物質の化学反応」に関する問題について、「学んだことを、身のまわりの現象とむすびつける」ということを意識して解きます。入試に向けて問題の解法だけを学ぶのではなく、体験からこの単元にふれることで自ら興味を持って入試にも通用する学びの基礎を築きます。
例題
タンパク質は加熱すると固まる性質があります。この性質を利用した食品づくりや調理法として適当なものを、次のア~エから選び、記号で答えなさい。
ア 豆乳を加熱してゆばをつくる
イ 水にといた片くり粉を加えて加熱してとろみをつける
ウ 温めた牛乳にレモン汁を加えてカッテージチーズをつくる
エ 水に寒天を入れて煮てとかした後、冷やして固める
※答えは当日の理科実験教室で!
「物質の化学変化」に関する問題を出題した学校
2024年度 女子学院中、渋谷教育学園渋谷中、など多数出題
【同時開催】保護者セミナー
保護者の皆さま向けに、保護者セミナーを開催します。最新の受験情報や、効果的な学習法についてお話しします。
【同時開催】 学力到達度チェック
学力到達度チェックとは?
10月までの学習の定着度だけでなく、中学受験に向けてこれから身に付けるべき力がわかるテストです。
教科は算数と国語の2教科、各15分間でテストを行います。事前学習は必要ありません。
出題例 | |
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算数 | 計算問題、図形問題、文章問題、思考力を問う問題 |
国語 | 物語文・説明文の読み取り、言葉の知識、漢字の読み書き、思考力を問う問題 |
テスト後は丁寧なアドバイスで学習をサポート
テストの結果は、教室での個別面談にてご返却いたします。
面談では、1人ひとりに最適な学習の課題と克服方法、学期末に向けての復習ポイントや今後の中学受験対策など、きめ細かくアドバイスやご提案を行います。
さらに、お子さまのこれまでの学習成果や、得意な単元と苦手にしている単元、同学年での位置づけなどをまとめた「成績報告書」をお渡しします。
理科実験のねらい
1. 学ぶ楽しさを知る第一歩に
「理科の楽しさを一人でも多くの子どもたちに体験してほしい!」そんな教務担当者の熱い想いで生まれた栄光の理科実験教室は、2024年で25年目を迎えております。
栄光の理科実験教室では、子どもたちが「学ぶ楽しさ」を知るための第一歩を踏み出すお手伝いをしています。学ぶ楽しさを感じることは、より大きな学びへの意欲を育みます。
中学受験を終えた生徒たちからは、理科実験をきっかけに受験勉強がスタートした、楽しみながら学習に取り組めたという声もいただいております。
2. 興味を広げ「未来の可能性」を広げる
栄光の理科実験教室で取り上げるテーマは、古典的な科学から最新のテクノロジーまで様々です。少々難しい内容でも、低学年のお子さまに分かりやすく工夫された教材を使用します。
理科に関する幅広いテーマを、実際の実験を通して学ぶことによって、実体験の伴った生きた知識を身につけることができるとともに、興味を広げるきっかけにもなります。
このように、幅広い分野の実験を体験して育まれた「学びへの興味」は、他の教科の学習だけでなく、さらに先の未来において、興味を持ったことに一歩を踏み出すための土台となるのです。
3. これからの時代に活きる「考える力」を養う
テクノロジーがますます進化する未来では、今よりもさらに、自ら課題を見つけ解決策を考えることができる人材が求められるようになります。そんな時代を生き抜くためにも「自ら学び、考え、行動する」姿勢を育むことが大切です。
理科実験では、目の前で起こる不思議な現象について「どうして?」と考える機会がたくさんあり、楽しみながら考える習慣を身につけることができます。感動から生まれる「もっと知りたい」「やってみたい」という気持ちはまさに、「自ら学び、考え、行動する」姿勢に繋がります。
このように、栄光の理科実験教室では、お子さまが自発的に考え、行動するきっかけ作りを行い、これからの時代をたくましく生きるための力を育んでいます。
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