2月理科実験教室「スライムの不思議を探る」

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2月理科実験教室「スライムの不思議を探る」

今回の理科実験教室では、「光るスライム」を作ります。のびたり、ちぎれたり、形が変わったり、ふしぎな感触が魅力のスライム。しかも今回のスライムは暗いところで美しく光ります!スライムが光るもとは一体何なのでしょうか。実際に作ったスライムを触りながらその特徴を学び、なぜ光るスライムが出来上がるのかをみんなで考えていきます。

日程 2/22(土)・2/23(日)・2/24(月)・3/1(土)・3/2(日)
時間 ①10:00~11:30 
②13:00~14:30 
③15:30~17:00 
※教室により異なります
対象 新小2~4のお子さま、
保護者の皆さま
お子さまがテストを受けている間に、保護者セミナーを開催します。実験中の様子はご見学いただけます。
料金 無料
持ち物 筆記用具(鉛筆・消しゴム)、ハンドタオル


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教室ごとの実施日時一覧ページに進みます。

目次

実験内容

光るスライムをつくろう

スライムをつくるには、洗濯のりに含まれている成分である「PVAのり」と、乾燥剤などにも使われる天然鉱物を水に溶かした「ホウ砂水溶液」を使います。2つの材料を混ぜ、やさしくこねてみましょう。すると…?


ぷるぷるとした感触のスライムの出来上がり!スライムを触った感触はどうでしょうか?感じたことを、先生やお友だちに発表してみましょう。


次に、スライムの材料に「光るもと=蓄光パウダー」を入れると、どのように光るでしょうか・・・?当日教室で確かめてみましょう!

どうしてスライムはぷるぷるしているの?

スライムの材料の「PVAのり」は、たくさんの分子がひものようにつながっています。これに「ホウ砂水溶液」をくわえると、あみのように分子がつながります。そのあみの中に水が取りこまれた「分子のつながり」によって、プルプルした感触のスライムが出来上がるのです。実は、この特徴を利用したものが、身の回りにもあります。それは一体何でしょうか。一緒に考えてみましょう。

どうして「蓄光パウダー」を入れると光るの?

光るスライムには、「蓄光パウダー」が混ざっています。この「蓄光パウダー」は、目に見えない紫外線を吸収したあとに、少しずつ目に見える光として出しています。これが、スライムが光る仕組みなのです。このほかに光るものとして、「蛍光」と「反射」があります。それらと「蓄光」の違いは何なのか、教室で詳しく説明します。

理科実験担当者の声

今回の実験では、スライムを作ってその感触を楽しむだけでなく、触るとぷるぷるする、ひやっとする、ぼんやり光る、3つの“なぜ”を考えます。

このように「なぜそうなるのか」という理由や仕組みを理解することで、より実験に対する興味・関心が強くなります。また身の回りの事象と関連づけて考えることで、実験で起きている現象をより深く理解することができます。ぜひ、今回の経験をその後の生活の中で活かし、「なぜ?」と考える習慣をつけてほしいです。

身の回りの事象に関連した中学入試での出題例

へちまなどのつる性の植物は、成長がはやく葉も大きいことから、家の窓際で育てて「グリーンカーテン」に利用されることがあります。この「グリーンカーテン」は、窓際の温度を下げることができます。それはなぜでしょうか。

  

ア 植物が呼吸をすることで、まわりに二酸化炭素がたくさん出るから。

イ 植物が光合成をすることで、まわりに酸素がたくさん出るから。

ウ 植物が蒸散をすることで、まわりに水蒸気がたくさん出るから。

エ 植物が成長すると風通しがよくなるから。

オ 植物が成長すると日かげができるから。

カ 植物が成長すると肥料が少なくなるから。

※答えは当日の理科実験教室で!

実験で学ぶ「分子のつながり」に関する問題は中学入試にも出題されています。

今回の理科実験教室では、中学入試で出題される「分子のつながり」に関する問題について、「学んだことを、身のまわりの現象とむすびつける」ということを意識して解きます。入試に向けて問題の解法だけを学ぶのではなく、体験からこの単元にふれることで自ら興味を持って入試にも通用する学びの基礎を築きます。

「分子のつながり」に関する問題を出題した学校

麻布中、浦和明の星女子中、暁星中、渋谷教育学園渋谷中、獨協中など多数出題

【同時開催】保護者セミナー

保護者の皆さま向けに、保護者セミナーを開催します。最新の受験情報や、効果的な学習法についてお話しします。

【同時開催】 学力到達度チェック

学力到達度チェックとは?

1月までの学習の定着度だけでなく、中学受験に向けてこれから身に付けるべき力がわかるテストです。

教科は算数と国語の2教科、各15分間でテストを行います。事前学習は必要ありません。

出題例
算数計算問題、図形問題、文章問題、思考力を問う問題
国語物語文・説明文の読み取り、言葉の知識、漢字の読み書き、思考力を問う問題
※テストの返却については、教室担当者よりご連絡いたします

テスト後は丁寧なアドバイスで学習をサポート

テストの結果は、教室での個別面談にてご返却いたします。

面談では、1人ひとりに最適な学習の課題と克服方法、学期末に向けての復習ポイントや今後の中学受験対策など、きめ細かくアドバイスやご提案を行います。

さらに、お子さまのこれまでの学習成果や、得意な単元と苦手にしている単元、同学年での位置づけなどをまとめた「成績報告書」をお渡しします。

理科実験のねらい

1. 学ぶ楽しさを知る第一歩に

「理科の楽しさを一人でも多くの子どもたちに体験してほしい!」そんな教務担当者の熱い想いで生まれた栄光の理科実験教室は、2025年で26年目を迎えます。

栄光の理科実験教室では、子どもたちが「学ぶ楽しさ」を知るための第一歩を踏み出すお手伝いをしています。学ぶ楽しさを感じることは、より大きな学びへの意欲を育みます。

中学受験を終えた生徒たちからは、理科実験をきっかけに受験勉強がスタートした、楽しみながら学習に取り組めたという声もいただいております。

2. 興味を広げ「未来の可能性」を広げる

栄光の理科実験教室で取り上げるテーマは、古典的な科学から最新のテクノロジーまで様々です。少々難しい内容でも、低学年のお子さまに分かりやすく工夫された教材を使用します。

理科に関する幅広いテーマを、実際の実験を通して学ぶことによって、実体験の伴った生きた知識を身につけることができるとともに、興味を広げるきっかけにもなります。

このように、幅広い分野の実験を体験して育まれた「学びへの興味」は、他の教科の学習だけでなく、さらに先の未来において、興味を持ったことに一歩を踏み出すための土台となるのです。

3. これからの時代に活きる「考える力」を養う

テクノロジーがますます進化する未来では、今よりもさらに、自ら課題を見つけ解決策を考えることができる人材が求められるようになります。そんな時代を生き抜くためにも「自ら学び、考え、行動する」姿勢を育むことが大切です。

理科実験では、目の前で起こる不思議な現象について「どうして?」と考える機会がたくさんあり、楽しみながら考える習慣を身につけることができます。感動から生まれる「もっと知りたい」「やってみたい」という気持ちはまさに、「自ら学び、考え、行動する」姿勢に繋がります。

このように、栄光の理科実験教室では、お子さまが自発的に考え、行動するきっかけ作りを行い、これからの時代をたくましく生きるための力を育んでいます。

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