早慶上智 現役合格のための必勝学習法(英語)

更新日:2023/04/25

大学受験科目の中で、最も配点の高い科目となることが多く、早い時期からの学習スタートが大学受験合格への最大の近道となります!早慶上智へ合格するには、確かな学習内容と学習方法を知るのが近道です。

【早慶上智】英語の入試問題傾向

【早稲田大学】

学部により傾向が異なります。

学部傾向・対策
文学部
文化構想学部
ほぼ同じ出題形式で、要約問題に対しての対策が必要
法学部長文の内容が抽象的であることが多く、他学部と比べ文法語法・語彙の出題もある。絵やマンガを見ての自由英作文に慣れておく必要がある。
政治経済学部総合問題の中に英語の出題も入っている。専門性の高い英語長文を読んで多方面から検証することが求められる。また、自由英作文への対策は必須である。
商学部長文も読みやすく、設問も比較的易しいため、高得点勝負
基幹理工学部
創造理工学部
先進理工学部
理系にも関わらず、かなり難しい内容が出題されることもあり、理系大学受験の英語の内容としては、最高峰のもの
教育学部英文が比較的読みやすいものの、設問の数が多く油断ができない問題も
社会科学部正誤問題を含め、全体的に難易度が高い問題が多い
人間科学部平易な中文を多数出題する形式が続いており、慣れておけば対策はしやすい
スポーツ科学部大意把握の問題が特徴となっており、比較的対策しやすい

どの学部のどの問題も文章をゆっくり精読するだけでは対策ができない問題ばかりですので、早期に入試対策を行なう事は大学受験において必須であると言えます。

【慶應義塾大学】

学部により傾向が異なります。

学部傾向・対策
文学部辞書を2冊まで持ち込める。記述問題が多くを占めており、記述力を高めておく必要がある
法学部長文読解や会話問題が中心ですが、語彙の出題も多く、知識も問われる
経済学部条件英作文や自由英作文があり、出題形式が豊富で、対策に時間がかかる
理工学部知識を問う問題が多く、レベルの高い単語力が求められる
総合政策学部120分の試験時間でも設問の数がかなり多いので注意
出題形式を早期に知っておいた方がよい
環境情報学部総合政策学部とほぼ同じ出題形式なので、出題形式に慣れれば対策はしやすい
医学部出題形式が豊富で、多角的に英語力を点検する出題なので対策には時間がかかる
看護医療学部一見問題が易しそうだが、様々な観点から出題されており、油断できない
薬学部内容把握の力が試される。また語彙の出題も多いので、十分な語彙力は必須

どの学部も大学受験生にとっては分量も難易度も高く感じられるでしょうから、過去問題への取り組みは早ければ早いほどよいでしょう。

【上智大学】

上智大学は学部学科試験・共通テスト併用方式かつ、文学部英文学科・経済学部経営学科(英語選択)・外国語学部・総合グローバル学部を受験する際に英語系の問題が出題されます。

学部学科傾向
文学部英文学科英語適性検査として、長文読解と英語小論文が出題されるため、出題傾向を踏まえた対策が必要
経済学部経営学科(英語選択)マーク式だけでなく記述式も出題
外国語学部外国語学習に対する適性試験で、60分の試験時間に対して50問出題されるので、解き切るスピードが必要。
総合グローバル学部提示された資料の理解力および思考力を問う試験で、一部に英語の設問を含む

適性検査のような出題になっている学部学科が多く、試験問題を見て戸惑わないような対策が必要になります。

高1でやるべきこと【早慶上智|英語の学習法】

まずは1冊、英文法の問題集をこなしておきましょう。英文法については、既習単元を3回は演習が終了している状態が理想です。特に文型を意識して、英文読解ができるようになりましょう。一文一文の構造から文章全体の構造の把握ができるよう、長文問題の演習を模試だけでなく、一週間に最低でも1回は行いたいです。英文法を完成させ、長文問題を必ず解く習慣をつけて下さい。
また英単語帳は手に馴染むものを作っておき、1年で1冊完成させるつもりで覚えると、確実に高2以降の学習がしやすくなります。

高1の目標【早慶上智|英語の学習法】

目標とする偏差値は60以上としたいです。そのためには、高1の終わり頃までに英単語帳の単語を全て学習した状態が望ましいです。その上で、英単語帳で共通テストレベルとされているものまでは自由に読み書きができるようになっておくことが最低限必要となってくるでしょう。
英文法は苦手な単元を残さないよう、確実に仕上げておきます。1冊これはやりきったという文法問題集があるとよいです。4択のものばかりではなく、記述力も養成できる問題集が望ましいですね。
長文読解も同じで、難易度はそこまで高い必要はありませんので、内容的にも分野ごとに背景知識が吸収できる長文を収録した大学受験問題集を1冊やりきることが大切です。まずは慣れることが大切です。また、音読も効果があります。ぜひ、偏差値60以上を目指しましょう。

高2でやるべきこと【早慶上智|英語の学習法】

高2では、英単語に関しては最難関単語を除いてしっかり暗記します。毎日、空き時間や学習する教科を変える時間に気分転換として英単語を確認する習慣をつけましょう。
それと同時に本格的な英文読解に向き合う必要があり、多読に加え、精読をしていく必要があります。精読の訓練をする際、和訳をし、添削をする作業の中で、英文和訳の問題への得点力を高めておくことも必要です。大学受験模試に効果を発揮するだけでなく、特に慶應義塾大学文学部などの記述問題が多く出題される大学・学部を受験する際に役に立ちます。
また英語の構文学習にも力を入れ、同時に関連分野の英文法語法を復習することも忘れないようにしましょう。特に構文学習の中で触れた構文を活かして英作文の訓練をしておくと、高3になってから慌てて英作文の対策をすることがなくなります。
高2の過ごし方が最も重要です。特に文法の復習を怠って、高3で苦労する人もいますので、注意が必要です。この時期に上記の大学受験対策をしておけば、他の大学受験生に差をつけることができるでしょう。

高2の目標【早慶上智|英語の学習法】

全国模試で偏差値65を目指しましょう。共通テストばかりに固執する必要はありませんが、やはり共通テストレベルの分量の問題を解ききるだけの力を高2の終わり頃までにはつけておきたいですね。
そのためには、語彙は英単語帳を1冊完璧にします。より難易度が高い単語帳に挑戦することを目標にするのもよいですね。精読の教材は1冊仕上げましょう。英語の長文読解の問題集もスピードを要求されるような問題が収録されているものが望ましいです。そういった英語長文問題集を1冊仕上げます。その後の模擬試験などで自信をつけることができるよう、共通テストの問題を解いて時間が少し余るくらいの速読即解の力を目標としましょう。

高3の前半で到達すべきレベル【早慶上智|英語の学習法】

大学受験模試では偏差値65以上を維持することを目標としましょう。夏休み前には、一度志望校の過去問を研究して自分の課題を把握し、同時にMARCHレベルの過去問に慣れ始めておくと有利に大学受験を進められます。
少なくともMARCHのレベルの問題演習に本格的に取り組めるレベルになっておきたいですね。そして、夏にMARCHレベルの問題で合格点が取れるようになっていれば、秋以降で早慶上智の問題で合格点を取れるレベルへ到達することができます。

栄光で早慶上智対策を

栄光の大学受験対策では最新の受験情報をもとに、あなたやご家族の希望に合った大学選びをサポート。進路指導を行ったうえで目標達成に必要なあなた専用の学習プランを作成し、勉強の進め方、志望校対策まで、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。また栄光では多様な受講スタイルをご用意しているので、自分にあったスタイルで学習できることも特長です。

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