大学受験対策は個別指導でもできる？大学受験のための個別指導塾の選び方
高校の授業は中学に比べて
一気に難しくなったよね...。
科目数も多いし、テスト勉強が大変！
実は、中学校の時の勉強法だと、やりきれなくなっていて、個別指導塾に通い始めようかなって思ってるんだ。
個別指導塾でも大学受験の対策ってできるのかな…
塾によりますが、大学受験対策を個別指導で行えるところもありますよ。個別指導での受験対策について詳しく見ていきましょう。
目次
個別指導で大学受験対策はできる？
大学受験の対策というと、予備校を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実は個別指導で受験対策を行っている塾もたくさんあります。
ここからは個別指導で大学受験対策をするメリットとデメリットを紹介し、実際に大学受験対策用の個別指導塾を選ぶ時のポイントをお伝えします。
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大学受験対策を個別指導で行うメリット
自分に合ったペースで進められる
個別指導の最大の特長は「一人ひとりに最適な」指導ができることです。学校の授業で分からなかったところ、いつもテストで間違えてしまうところは重点的に練習する、逆に簡単に解けるところは飛ばして進める、というように柔軟に対応してもらえます。周りの生徒や決まったカリキュラムに左右されずに、自分のペースで勉強ができるというところが個別指導の大きな魅力です。
志望校合格に向けた最適なスケジュール
志望校が決まっている人はそこに向かって学力を高めていく必要がありますが、そのためには学習スケジュールが欠かせません。個別指導では生徒一人ひとりに合わせ、志望校合格に向けた学習スケジュールを作成します。
「この時期にはこの単元まで終わらせる」「ここから過去問を始める」「この模試では〇判定をとる」など目標を決めていくので、自分だけのロードマップに沿った勉強を進めていくことができます。
志望校、併願校の受験計画も担当の先生と相談しながら決めていくことになります。志望校・併願校に必要な勉強に絞ることができるので、効率的に進められるというメリットもあります。
いつでも質問ができる
講義形式の予備校などでは、基本的に授業中に質問をすることはできません。授業後に講師に質問しに行くことが多いのですが、もちろんほかの生徒も質問するため、自分が使える時間は限られています。一方で個別指導であれば、授業中は先生に質問し放題です。わからないことがあればいつでも質問できるので、都度疑問を解決して進めたい人にはピッタリです。
また、授業後でも質問を受け付けてくれる塾も多いです。先生の手が空いていれば答えてくれるので、質問のしやすい環境だといえるでしょう。
大学受験対策を個別指導で行うデメリット
費用が高額になりやすい
集団塾などと比べると、費用が高額になりやすいのは個別指導のデメリットです。集団指導や予備校では複数科目がセットになっており、そのぶん価格が抑えられていることもありますが、個別指導で同じだけの教科・コマ数を契約する場合、費用は高額になることが多いです。
そのため、個別指導と集団指導・予備校を併用している人もいます。
モチベーションの維持が難しい人もいる
その人の性格にもよりますが、同じ大学を目指している・同じ目標に向かって一緒に頑張っている仲間がいたほうがやる気が出る人にとっては、個別指導では刺激が少なく、モチベーションの維持が難しいかもしれません。
同じ志望校を目指す人と比較ができない
個別指導を受講しているだけだと自分が受験生の中でどれくらいの位置にいるのかわからないと思われるかもしれません。しかし、実際には定期的に模試を受験することがほとんどですので、順位や判定をもとに自分の学力を相対的に把握することができます。
クラスメイトだけでなく全国の高校生がライバルになる大学受験では、定期的な模試の受験が大切になります。個別指導塾を選ぶ際には塾内で模試が受験できるようなところだとよいでしょう。
大学受験のための個別指導塾を選ぶ時のポイント
ここまで個別指導のメリット・デメリットを紹介してきました。ここからはそれらを踏まえたうえで、選ぶ時に確認してほしいポイントをお伝えします。
大学受験に対応しているか（志望大学への合格実績、各種選抜方法への対応）
大前提として、大学受験に対応している塾であることはしっかり確認が必要です。個別指導塾の中には、高校の定期テスト対策などはできるものの、大学受験対策まで対応できない場合もあります。
また、大学受験対策を謳っている塾であっても、自分が志望している大学への合格実績があるかどうかは見ておきましょう。全体の合格者数が多くても、志望大学への合格実績がなければ、その大学に対する受験対策のノウハウが少ない可能性があります。
大学受験は高校受験と異なり、たくさんの受験方法が用意されています。それも大学によって異なりますので、受験計画がとても大切になります。選抜の希望がまだ決まっていない場合は、どの選抜方法でも対応できるような塾が良いでしょう。学校推薦型・総合型選抜を希望していても、不合格になる可能性を考えて、一般選抜のための対策も必要です。より選択肢を広げるためにも、幅広く対策ができる個別指導塾がおすすめです。
費用総額
個別指導塾の場合は費用が高くなりがちです。そのため、個別指導で受講する科目を絞り、残りは集団指導や予備校で対策する人もいるということは先にお話ししました。
個別指導で希望する科目をとると、費用の総額はいくらになるのかを必ず聞いておきましょう。個別指導の場合は月謝制であることが多いので、年間など、トータルの試算が大切になります。特別講習などの費用もしっかり確認したうえで決めることをおすすめします。
自習室の有無・授業外学習のサポート
受験対策のためには、授業時間以外の勉強もとても大切になります。授業で学んだことを定着させるのは自己学習です。家で集中して勉強するのが難しい人は、塾に自習室がある方が良いでしょう。静かで誘惑のない環境になっているため、やらなければいけないことに集中できます。
また、授業外でのサポートが充実しているかどうかも要確認です。授業外でも質問ができるかどうか、気軽に勉強方法の質問ができるかどうか、は体験時などに聞いておくとともに、実際に質問している人がいるかどうかも見ておくといいでしょう。
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