勉強を効率的に!大学受験対策に不可欠な学習計画の立て方
更新日:2023/04/26大学受験は高校受験に比べ倍率が高く、人気大学では15倍を超えることも。また、ライバルは全国にいるほか、中高一貫生や浪人生など学習進度や学習量が違う受験生も加わります。そんな中で合格を手にするためには、闇雲に勉強するのではなく、勉強計画をしっかり立てることが大切です。
志望校を決める!
大学受験は志望校によって、受験科目や問題の傾向が違います。そのため、志望校を決めないと対策をすることができません。例えば、国立大学を目指すならば、5教科7科目の受験が基本ですし、私立大学であれば3教科受験が一般的です。また、推薦も視野に入れる場合は、小論文などの対策が必要になります。
入試までにやらなければいけない項目を確認する
志望校・志望する分野を決めることで対策すべきことが明確になります。その上でどの時期に何を行うか。どのくらいの量があるのかを考えましょう。
高2のうちに苦手科目・分野を克服
受験科目の中に苦手な科目があれば、高2のうちに潰しておく必要があります。自分で自覚している苦手の他にも、わかっているつもりになっていた苦手ポイントがあることも。計画を立てる前に模試を受けて、自分の学力がどの程度なのかを確認し、学習が必要な範囲を洗い出しスケジュールを組みましょう。
高2の夏から理社のスタート
後回しにしがちな理社は、高2のうちに始めるようにスケジュールを組みましょう。内容も広く、高3の段階でやろうと思っても、他の教科の対策に手一杯になってしまい満足のいく学習量を積むのは難しくなります。特に国立大志望の方は理系は理科2科目、文系は社会2科目と、量も多くなるので、高3スタートでは間に合いません。高2のうちに今までの学習内容の復習を終えるスケジュールを組んでみましょう。
高3の春〜夏に基礎固めをしよう
高3になったら基礎固めの本番です。範囲を改めて確認しスケジュールに落とし込んでいきましょう。高2の段階で学習計画を始めていると、このあたりでは学校のある日にどのくらい学習できるかなどがわかってきます。学習範囲を確認し「時間が足りないな」と思ったら、勉強法を見直してみましょう。時間は有限なので、受験生はできるだけ効率よく勉強することが必要です。
夏休み後半からは応用力を磨く
夏休み後半からはいよいよ応用力の強化に入ってきます。応用問題を演習していくと、実はわかっていなかった単元が出てくることがよくあります。一旦基礎に戻ってきちんと確認する必要があるので、復習の時間を多めにとっておきましょう。
秋以降は過去問など大学ごとの対策を
秋以降はいよいよ大学ごとの対策に移ります。同時にこの時期に第一志望だけでなく併願も含め受験する大学を決めていきます。受験する大学の対策はしっかりと行えるように計画を立てましょう。
大学受験に必要な学習内容を月単位、週単位のスケジュールに振り分ける
上記で大雑把な時期と内容を紹介しましたが、学習内容を棚卸ししたら今度は月単位、週単位でどの範囲を学習するかを分けていきましょう。いきなり1日単位でおこなうと実行の段階で無理がでてくるので、大きな期間から設定していくのがおすすめです。
1日単位に落とし込む際のポイント
週単位での振り分けが決まったら、いよいよ1日単位の学習内容を決めていきます。とはいえ、実際に実行できない計画にしてしまうと、無理が生じてしまい、やる気もなくなります。1日単位の計画を立てるポイントをご紹介します。
勉強内容と一緒に時間を決めておく
学校や部活などがある平日は勉強できる時間も限られています。そのため、学習内容と一緒に時間も決めておきましょう。だらだらと勉強することがなくなり、集中できます。逆に時間内にできない量だった場合は、計画の見直しが必要です。
復習の時間を必ず設ける
人間の記憶は一定の時間が経つと消えていきます。そのため、毎日復習の時間を設けましょう。復習する回数が増えると記憶が定着していきます。
週に1日は予備日を作る
予備日は計画通りに進まなかった時に利用することが目的ですが、計画通りに進んだら、自由に過ごせるご褒美日にしましょう。好きなテレビをみたり、買い物にいったり...。自分のやる気に火をつける役割にもなります。
計画は定期的に見直す
ここまで、大学受験のための計画の立て方を紹介してきましたが、学習計画は最初に立てたら終わりではありません。定期的に見直し、修正していく必要があります。見直す目安は2つ。
週ごとに学習の進捗をチェックする
毎週、計画通りに終わったかチェックしていきます。
見直し方ですが、計画通りに終わらなかった日があった場合は、月ごとの学習範囲を変更せずに週単位の計画を調整していきます。部活動が休みの日はもう少し勉強できるのではないか?通学時などの隙間時間を活用できないか?を見直していきます。そもそもの勉強の仕方に無駄が無いか考えることも重要です。
入試の日が後ろ倒しになることはないので、後ろ倒しにするのではなく、解決策を探していきましょう。
模試のタイミング
受験生になると、定期的に模試を受けることになります。模試の結果を見るとつい偏差値や合格可能性をみてしまいますが、模試で重要なのはどの問題で間違えたかを確認すること。どのような問題が自分の苦手なのかが客観的にわかりますので、苦手克服のために学習計画を見直しましょう。
勉強計画に便利なアプリや手帳も
勉強計画は、どのような形で作っても問題ありませんが、最近ではスタディプランナーなどの手帳やアプリなど、勉強計画専用のものが出てきました。初めて計画をたてる場合は、このようなフォーマットが決まっているものを利用してみると良いでしょう。継続していくとこういう項目が欲しいななどの要望が出てくると思います。自分用にカスタマイズしていくと良いでしょう。
大学受験は計画を立てて、効率的に勉強していこう!
栄光の大学受験対策では最新の受験情報をもとに、あなたやご家族の希望に合った大学選びをサポート。進路指導を行ったうえで目標達成に必要なあなた専用の学習プランを作成し、勉強の進め方、志望校対策まで、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。また栄光では多様な受講スタイルをご用意しているので、自分にあったスタイルで学習できることも特長です。
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