2024 受験生アンケート[公立中高一貫校受検編]
株式会社栄光(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2024年 1月10日(水)~2月23日(金)に、この春、公立中高一貫校を受検した受検生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施しました。
<調査概要>
調査対象:栄光の教室に在籍していて、公立中高一貫校の2024年度適性検査を受検した受検生とその保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年1月10日(水)~2月23日(金)
回答者数:受験生92人、保護者104人
受験生アンケート[公立中高一貫校受検編]まとめ
- 中学受検を最初に考えたのは 母:45.2%、子ども本人:40.4%
- 志望校や併願校などの選択 50.0%の家庭「子ども本人が主体で決めた」
- 志望校選びで重視した点 受検生・保護者とも「学校の教育方針・校風」が8割超
- 受検生の90.2% 「受検を通じて、勉強が楽しいと感じるようになった」
- 習い事やクラブ「辞めずに続けた」のは46.2%で最多
栄光ゼミナール調べ
【保護者】中学受験を最初に考えたのはどなたですか。(n=104、単一回答方式)
受検生の保護者に、最初に中学受験をしようと考えた人を聞いたところ、45.2%の保護者が「母」と回答し、次いで、「子ども本人」が40.4%となった。公立中高一貫校を受検した家庭の多くは、母もしくは子ども本人が最初に中学受験をしようと考えたことが明らかとなった。
【保護者】志望校や併願校など、受験についての選択は主にどなたが決めましたか。(n=104、単一回答方式)
受検生の保護者に、受検についての選択は主に誰が決めたかを聞いたところ、50.0%の保護者が「子ども本人」と回答した。中学受検を最初に考えるのは、「母」と「子ども本人」がほぼ同程度だったが、中学受検を決めてからの学校選びなどは、保護者や塾の先生よりも受検生本人が主体で進めている家庭が多いことが分かった。
【受験生】志望校を決定したのはいつですか。(n=92、単一回答方式)
志望校を決めた時期を受検生に聞いたところ、「小5」が最も多く50.0%だった。公立中高一貫校受検は、私立・国立中学受験と異なり、住んでいるエリアによって受検できる学校が限られるため、公立中高一貫校対策が本格化する小5時点で、すでに志望校を決めている家庭が多いと考えられる。
【保護者】学校・受験情報はどのように収集していましたか。(n=104、総回答数276、複数回答方式(最大3つまで))
保護者に、学校や受験情報をどのように収集していたか聞いたところ、「学校のイベント」が76.0%と最も多かった。その他にも、「学校ホームページ」69.2%、「塾の先生」63.5%となり、主に学校や塾から情報を得ていることが分かった。
【受験生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視した点を教えてください。
(受験生:n=92、総回答数235 保護者:n=104、総回答数279 複数回答方式(最大3つまで))
志望校・受検校を選ぶ上で、学習面について重視したポイントを、受検生・保護者にそれぞれ聞いた。
受検生・保護者ともに最も重視したポイントは「教育方針・校風」で、受検生の81.5%、保護者の88.5%にのぼった。
受検生と保護者の回答を比較すると、受検生は「学習に集中できる環境(施設・設備)」をより重視している一方、保護者は「大学への進学実績」「指導内容やカリキュラム」をより重視していることが明らかとなった。
【受験生・保護者】志望校・受験校を選ぶ上で、学習面以外について重視した点を教えてください。
(受験生:n=92、総回答数253 保護者:n=104、総回答数281 複数回答方式(最大3つまで))
志望校・受検校を選ぶ上で、学習面以外について重視したポイントを、受検生・保護者にそれぞれ聞いた。
受検生が最も重視したポイントは「文化祭などの学校行事が盛ん」で、58.7%だった。保護者が最も重視したポイントは「在校生の雰囲気」で51.9%だった。また、受検生・保護者とも「在校生の雰囲気」を重視していることが分かった。
受検生は「制服」「文化祭などの学校行事が盛ん」「クラブ活動が充実」など、6年間の学校生活や行事も重視した志望校選びを行っており、保護者は「通学が便利」「授業料などの経費」も重視していることが明らかとなった。
【受験生】受験を通じて、勉強が楽しいと感じるようになりましたか。(n=92、単一回答方式)
受検生に、受検を通じて勉強が楽しいと感じるようになったかを聞いたところ、「そう思う」が58.7%、「ややそう思う」が31.5%となり、受験を通じて勉強を楽しいと感じるようになった受検生は9割にものぼることが分かった。
【受験生・保護者】受験とはどのようなものでしたか。
(受験生:n=92、総回答数264 保護者:n=104、総回答数285 複数回答方式(最大3つまで))
受検生と保護者に、「受検」とはどのようなものだったかを聞いた。
受検生の回答が最も多かったのは「(子どもの)学力の向上に役立った」で、62.0%だった。また、「勉強のおもしろさを学ぶことができた」「(子どもの)実力を試すことができた」等も半数超の受検生が実感していることが分かった。保護者は、「(子どもの)精神的成長に役立った」が最も多く、76.9%にのぼった。
「(子どもにとって)受検勉強は苦しかった」「(子どもの)自由な時間が減って苦しかった」などの意見も見られるものの、受検生・保護者とも、受検を通じて得られたものがあったと感じているようだ。
【受験生】受験を乗り越える上で精神的な支えになってくれたのは誰ですか。(n=92、総回答数325、複数回答方式(あてはまるものすべて))
受検生に、受検を乗り越える上で精神的な支えとなった人を聞いたところ、「塾の先生」が75.0%と最も高く、次いで「母」が72.8%と、受検生にとって、周囲の大人が支えとなっていることが分かった。また、「塾の友達」も68.5%となり、大人だけでなく友人も受検勉強の支えになっているようだ。
【保護者】習い事やクラブはいつ頃まで続けましたか。(n=104、単一回答方式)
受検生の保護者に、習い事やクラブを続けた時期を聞いたところ、46.2%が「辞めずに続けた」と回答し、「小6の夏休み以降」と回答した保護者は22.1%だった。多くの受検生が小学6年生の夏以降も習い事やクラブを継続しており、受検勉強と両立していることが明らかとなった。
栄光の取り組み
栄光ゼミナールでは、小中高生のご家庭を対象とした調査を行っています。
こちらの記事のpdfは下記からご覧ください。
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