高校受験で社会の点数を上げる勉強法
更新日:2024/04/24うーん…やる気がでない…
どうしましたか?
社会の暗記が苦手で、勉強する気が起きないんです。
ぼくは社会の点数がいつも悪くて困っています。重要語句は暗記してるつもりなんですけど…。
2人はどうやって社会の勉強をしているんですか?
わたしはテスト前に、重要語句を単語帳にまとめて暗記しています。
ぼくは教科書の重要な部分にマーカーを引いて、暗記シートで覚えています!
なるほど…。勉強していることは無駄ではありませんが、単にたくさんの用語を覚えるだけでは社会の実力は身につきません。
高校受験でしっかりと得点するために、社会をどのような方法で勉強するのが効果的なのか、考えてみましょう。
目次
高校受験で高得点を取る社会の勉強法
公立高校入試や学力検査では、5教科の合計点で判定されます。英・数・国の3教科はもちろん重要ですが、「社会や理科は覚えればいいだけだから」と後回しにしていると、入試本番までに仕上げることができず、合計点を大きく下げることにもなりかねません。暗記が中心となる社会は、勉強した分だけテストの点数に反映されやすい教科です。「社会が苦手でやる気が起きない」「勉強しても成績に結びつかない」という人は、できるだけ早く効率のよい勉強法を身につけましょう。
社会は暗記すれば成績が上がる?
社会は非常にたくさんのことを覚える教科です。しかし、単純に暗記するだけでは定期テストでいい点が取れたとしても、高校入試での高得点に結びつきません。なぜなら近年の高校入試では、人名や地名、出来事や制度など単なる知識を問う一問一答形式のものだけでなく、グラフや表などのデータを読み取る問題や、時代の流れや当時の状況・背景も含めて理解していないと解けない問題も数多く出題されているからです。もちろん基礎事項の暗記は必要ですが、読み取り問題や記述式の問題にも対応できるようにするために、知識を活用して答える応用力や表現力を身につけることが大切です。
栄光ゼミナールでは、単に知識を詰め込むのではなく、時代背景や前後に起こった出来事との関係、日本と世界の諸地域との共通点や相違点など、原理・原則を踏まえつつ、関連する内容を絡めた分野を横断する授業も行っています。複数の事柄をグループ化し、整理して覚えることでぐっと理解が深まり、問題への応用力も格段にアップします。
高校受験に向けて、計画的に社会の勉強を進めよう
「社会は覚えるだけの教科だから、入試の直前に詰め込めばいい」と考える人がいますが、秋以降は過去問題など志望校対策に取り組まなければならないので、時間的な余裕はありません。中3の9月までに学校の授業で扱ったすべての範囲の復習を終える必要がありますので、4月から勉強のペースを上げ、夏に受験勉強を加速させるのが理想です。ただし、2学期の定期テストまでが内申点の対象になるので、定期テスト前には、テスト範囲の勉強にしっかり集中しましょう。
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社会は勉強した分だけ点数に反映されやすい
社会は正しい勉強の方法を理解すれば、5教科のなかで最も点数を上げやすい教科。つまり勉強した分だけ、成績を上げられる教科なのです。ただし覚える事柄が非常に多いため、短期間で中学3年分の内容を丸暗記するのは不可能です。知識は、繰り返し覚え直すことで定着していきます。受験直前期の負担を減らすためにも、早い段階から自分なりの勉強法を身につけ、定期的な復習と知識の確認をするようにしましょう。
社会の分野別勉強法
社会は暗記事項が多いとはいえ、地理・歴史・公民の3分野に共通して、用語を覚える単純な暗記では実力がつきません。文字などの言語を記憶する左脳、イメージで記憶する右脳の両方をフルに使って、効果的に学習を進めましょう。イラストや写真、映像や動画などのイメージと関連づけて覚えると、単純な用語だけでなく、背景の理解が深まり、得点に結び付きやすくなります。
地理
地理は、一問一答のほかに、地図やグラフなどの資料を読み取る問題が多く出題されます。各地域の気候や雨量、特産物の生産量など、さまざまな種類の出題に対応する力をつけるためにも幅広い問題演習に取り組み、教科書や資料集に掲載されているグラフや表にも目を通すようにしておきましょう。また、単純な用語暗記に留まらず、「何が」「どこで」「なぜ」「どのように」の視点を意識した学習をすると、整理しやすくなる上に知識も定着しやすくなります。世界各国の場所や特徴について、地図だけを見て覚えるのは容易ではありません。インターネットでその場所の映像を見たり、地形や標高、距離がわかる地図アプリなどを活用したりするなど、具体的なイメージを使って情報同士を紐づけていくのも有効です。
歴史
歴史は、年代や出来事、人名などをバラバラに覚えるのではなく、時系列に沿って順番通りに整理して覚えることが大切です。まずは各時代の特徴や大まかな流れをつかむために年表をつくり、代表的な出来事と年代、その背景や影響と結果、他の出来事との関連性などを書き込んでいくと、つながりを含めて覚えやすくなります。これらのポイントを踏まえ、「いつ」「どこで」「誰が(何が)」「なぜ」「どうした(どうなった)」を意識すると整理しやすくなります。
公民
公民では、現代の社会的事象や制度、政治経済に関する問題が多く出題されます。なじみのない言葉や抽象的な言葉が多いので難しく感じるかもしれません。用語の意味をきちんと理解するためにも、まずはわかりやすい言葉に置き換えてみること。加えて、漢字から意味を推測する練習を積み重ねるといいでしょう。また、日常的にテレビや新聞などでニュースを見る習慣をつけ、身近な話題や景色と結び付けて考えるようにすると理解が深まり、知識の定着の一助になります。また、表やグラフなどの読み取り問題も必ず出題されますので、いろいろなパターンの演習問題に触れておきましょう。
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問題集や参考書の選び方
社会の受験勉強を独学で進めるなら、まずは学校の教科書を何度も読み、ワークの問題を完璧に答えられる状態にすることが目標です。公立高校の入試では、学校で習った範囲外の問題は出題されないので、この2つの完全マスターをめざしましょう。
栄光ゼミナールで使用している教材は、公立高校入試のために必要な知識がわかりやすく解説されているのが特長。基本から標準、応用レベルまで難度の異なる良質な問題が網羅されているので、問題集は必要ありません。テキストや問題集の復習を繰り返し行い、できない問題をなくすことが高得点への近道になります。
栄光ゼミナールの「社会」の学習指導
「社会」の授業では、基本事項だけでなく、時代背景や周辺情報も絡めたわかりやすい指導によって、幅広い知識を効率よく習得することができます。授業で扱った内容は、その日の宿題を通して記憶を定着。数多くの演習問題に触れることで、さまざまな切り口の問題にも対応できる応用力を磨いていきます。また、定期テストと高校受験の両方の対策を同時に進めながら、「社会」を入試の得点源へと変えていきます。栄光ゼミナールの「社会」の授業を、ぜひ一度ご体験ください。
栄光の高校受験対策では都道府県によって異なる高校入試の制度や出題傾向、最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、苦手対策、定期テスト対策、志望校対策も、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生と隣り合わせでわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。自分に合った指導形態で合格に向かって効率よく学習を進めることができます。家庭学習指導にも力を入れており、志望校合格に必要な学習内容をご提案。また、模試の結果を細かく分析したうえで苦手分野を徹底的に対策することで成績向上につなげます。
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