何点取れば合格できるの?漢検・英検®は優遇されるの?高校受験の疑問に答えます!
更新日:2024/04/12高校受験の仕組みは都道府県によって違ったり、学校によっても違ったりして、かなり複雑ですよね。
志望校を考えるとき、「これで大丈夫かな?」「あれ、この場合はどうなるんだろう?」なんて、わからないことが出てくることも多くあります。
今回はそんな高校受験の疑問を解決していきましょう!
目次
Q. 高校受験の学力検査では、どれくらい点数を取れば合格できるの?
学力検査で合格に必要な点数は、その学校の出願状況や問題の難易度などによってちがいます。
同じ学校でも年によって変動するので具体的に
「〇〇点です!」ということはできません。
受験者数や試験の内容によって、合格最低点は変わってくるので「〇〇点」と断言することはできません。ただし、模試を利用することで、合格するにはどのくらい学力が必要なのかを調べることはできます。
また、塾では各学校の例年の傾向などを分析しているので、学力検査に必要な得点や調査書点(公立高校の場合)の目安を教えてくれるはずですよ。
あわせて読みたい
Q. 高校受験で漢検や英検®は優遇されるの?
漢検や英検®の級は、一部の高校の入試で評価されます。
私立高校の場合:学力検査・内申点への加点など
公立高校の場合:調査書点(内申点)への加点など
ただし、それほど大きな点数ではなく、1、2点を争う場合に効く程度だと考えてください。
基本的にあまり大きな加点はない検定ですが、どちらかといえば漢検よりも英検®の方が、評価の対象にする学校は多いです。学校にもよりますが、英検®の場合は3級以上、漢検は2級以上が評価の対象となります。
なお、公立高校入試の内申書(調査書)での加点は英検®や漢検だけではなく、部活動や委員会、ボランティア活動なども加点対象になる場合があります。
あわせて読みたい
Q.県外の高校を受験することってできるの?
県外高校の受験は、公立高校と私立高校の場合で異なります。
私立高校の場合:県外からも受験できます。
公立高校の場合:原則自分の住んでいる県しか受けられませんが、隣同士で越境受験を認め合う例外もあります。
たとえば、千葉県と埼玉県と茨城県は、県境の隣接地域に住んでいる受験生が、お互いに隣の県の公立高校を受けられるように配慮されています。
また、引っ越しで他の県に移る場合、入学時に引っ越し先に住んでいることを条件に移転先の公立高校を受験できます。
ただし、各県で条件が異なるので、県外受験が必要な場合は必ず各県の教育委員会に問い合わせましょう。
Q. 高校受験の願書ってどんなもの?どうやって書くの?
高校受験の願書は、入学試験を受けるための申請書のようなものです。受験生自身が名前や住所などの項目を黒ボールペンで一字一字はっきりと楷書で書きます。
願書のほかにも自分で記入しなければならない書類がある場合もあります。たとえば次のようなものです。
- 自己PRカード (東京都)
- 面接シート (神奈川県の一部)
あなたのことを知らない人に、「自分がいかにその学校にふさわしいか」を知ってもらう書類ですので、どのように書いたらわかりやすいか、きちんと伝わる文章になっているかを考えましょう。下書きの文章が出来上がったら、所定の用紙に楷書で丁寧に書くことを心がけてくださいね。また、面接の資料になるシートですので、提出する前にコピーを取っておき、自分が何を書いたかわかるようにしておきましょう。
願書やそのほかの書類も決して雑に書いてはダメ。出来上がったら、学校や塾の先生などにチェックしてもらうといいよ!
Q. 受験の時期にインフルエンザにかかったら?
公立高校入試の場合、インフルエンザにかかってしまっても、当日受験が可能なら、別室で試験を受けることができます。
体調が悪く、当日受験が無理な場合は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県などでは、数日後に追検査を受けることができます。
詳しくは、各都県の教育委員会に問い合わせてください。
大切なのは、発病したらすぐに中学校に連絡することです。追検査を受けるには診断書や手続きが必要だからです。でも、決められた試験日に万全の体調で受験に臨むのがいちばんですので、体調管理には気を付けましょう。
栄光ゼミナールは皆さんの高校受験をサポート!
高校受験はみんな初めての経験です。当然疑問や不安を抱えることも多いでしょう。しかし、勉強や入試制度の疑問や悩みはすぐに解決することが大切です。
栄光ゼミナールは、授業中の質問はもちろんのこと、自習や休み時間中の質問も随時受け付けています。また、定期的な面談や進路指導で勉強の悩み、進路の悩みについても解決していきます。
栄光の高校受験対策では都道府県によって異なる高校入試の制度や出題傾向、最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、苦手対策、定期テスト対策、志望校対策も、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生と隣り合わせでわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。自分に合った指導形態で合格に向かって効率よく学習を進めることができます。家庭学習指導にも力を入れており、志望校合格に必要な学習内容をご提案。また、模試の結果を細かく分析したうえで苦手分野を徹底的に対策することで成績向上につなげます。
はじめての方はご希望の教科を
無料で体験できます
※一部対象外のコースがございます。詳しくはお問い合わせください。
全教室の資料をメールで即お届け!
今すぐご検討いただけます。
※ご希望のすべての教室の資料が見られるURLを、メールでお送りいたします。
カンタン30秒!学び方診断
毎月LINE公式アカウントで配信
関連記事
【高校受験の仕組みQ&A】高校受験っていつ?併願?偏差値?内申書って何!?
高校入試はみんな初めての経験。でも、入試のしくみを詳しく教えてくれる人って実はそんなにいない。高校受験ってそもそもいつあるの?併願って何?そもそも偏差値って何?など今更聞けない質問に答えます! 続きを読む
公立入試と私立入試はどう違う?
中学生は知っておきたい高校受験の基礎知識を解説!公立入試と私立入試の違いを知っていますか?公立と私立ではかなり違う入試制度をわかりやすく説明します。 続きを読む
高校受験のために塾はいつから行くべき?~メリット・デメリットを解説~
高校受験のために塾に行こうか悩んでいる中学生のために、各学年での通塾のメリット・デメリットを紹介します。また、自分に合った塾を選ぶにはどこを調べればいいのかも解説。これを読んで自分に合った塾を見つけましょう。 続きを読む